「三七栄」、ついに新装開店!


新装「三七栄」店頭にて撮影 2000年3月15

2000年3月15日、ついに「三七栄」が新装開店しました. 場所は,横浜国立大学西門付近, 大池道路沿いの「サークルK」の向かいです. 横浜駅から,「釜台住宅第3」または「上星川駅」行きに乗って, 釜台住宅第2(船員保険病院前)で下車すれば,すぐに見つかるはずです.

一般のお客さんは,3月30日からお迎えすることになっています. このホームページを見た人は,特別にその前から入店できます. 特に,3月17日(金)は,私(=根上)で予約されていますので, 遠慮なくいらしてください. 2500円で食べ放題,飲み放題です. ただし,「インターネットを見て,来ました」と言わないと, 一般のお客さんと同じ扱いをされてしまいますよ.

新装「三七栄」店内にて撮影 2000年3月15

さて,みなさんのご協力によって集められた復興基金のうち, 20万円は,開店祝いとして,「三七栄」の大将と女将さんに贈呈しました. また,残りも金額で,「剣菱」の一斗樽を購入して, 鏡割りを行いました.

店内は,なかなかいい感じです. あの汚い「三七栄」の一新されていますが, どこかにあのお店の雰囲気が残されています. 店内の様子をここで公開しますが, やはり,自分の目で確認してください.

ところで,あの「おかあちゃん」はどうなってしまったのでしょうか? 実は,おかあちゃんがご高齢であることもあって, お店を再開することは断念されたそうです. でも,時折,「三七栄」のお手伝いをしにきてくれるそうです. 実際,開店前夜の3月14日には, おかあちゃんは翌日の仕込みを手伝いにきてくれていました. もちろん,おとうちゃんも一緒です. とはいえ,男集は飲んでばかりで,働いていなかったなあ….

というわけで,新装「三七栄」には, 「おかあちゃん」の心が生きていると思ってください. 実際,お店の奥にある6畳のお座敷を見れば, 「おかあちゃん」を知っている人なら, そこに在りし日の「おかあちゃん」の姿が重なって見えるはずです. そして,「鈴木屋」さんのヌードカレンダーを探すにちがいありません.

しかし,開店当日,ヌードカレンダーは準備されていませんでした. そこで,私は,「環境型セクハラ」の非難も省みず, 「三七栄」の大将に,ヌードカレンダーを用意するように, 厳重に注意をしておきました.

いずれにせよ, 一斗樽に加えて,鏡割り用の小槌と枡を用意していただいた 「鈴木屋」さんにも,この場を借りて,感謝の意を表したいと思います. また, インターネットというハイテク技術を通して, 初老のご夫婦を絶望の淵から救い出すことに協力してくださったみなさまに, 心から感謝をいたします.

実際,私のホームページがきっかけとなって, 「三七栄」の大将と女将さんのテレビ出演の話が持ち上がり, 「テレビタックル」の冒頭で,ビートたけしさんと,対談するまでに至っています. さらに,そのおかげで, 「オウム横浜支部」を監視している機動隊のみなさんが, 「浜ちゃん弁当」でお弁当を買ってくれるようになったそうです.

さらには,「三七栄」の新店舗を暖かく迎え入れてくださった 二ツ台商店街(釜台と常盤台を合わせて,こう呼びます)のみなさまにも, この場を借りて,感謝いたします. そのご好意にお応えするために, 商店街のみなさまと横浜国大の職員,学生がともに発展していけるように 尽力したいと思っています.

このホームページではそのすべて公開しませんが, 「三七栄」の新装開店にご尽力いただいた方々がたくさんいます. もちろん,復興基金の金額は大将たちが新店舗に投資して金額と比べたら, 微々たるものですが, 金額ではなく,「人に救われた」と大将も思ってくれています.

少々おかしな女将さんの台詞ですが,

「世界各国のインターネットのみさなん,本当にありがとうございました.」

今後も,このホームページで,「三七栄」情報を発信しますので, よろしくお願いします.


過去の経緯


●おわり● [2000/3/15]
negami@edhs.ynu.ac.jp