次元を順に 0, 1, 2, 3 に変えて,決定ボタンをクリックしてみましょう. すると,まず,点が1つ現れ, それがスーッと横に動いて線分になり, 線分が縦に動いて正方形になって, さらにそれが手前に動いて立方体ができ上がります.
こう考えていくと,点,線分,正方形,立方体は1つの仲間だと思えそうです. そこで,最後の立方体に代表になってもらって, このグラフたちを総称して,立方体グラフと呼ぶことにします. そして,それぞれをその次元によって区別します.
つまり,点は0次元立方体,線分は1次元立方体,正方形は2次元立方体, そして,普通の立方体は3次元立方体です.
それを記号で表わすときは,次元の n を添えて, Qn と書きます. 英語で立方体のことを cube というので, 音が似ているところから,Q が使われているのですね.