横浜国立大学の南門付近にある 韓国風焼き肉料理を自称する居酒屋. 「みなえ」と読む. あくまで韓国風なのであって,韓国料理のお店ではない. 15 人程度しか入れない小さな店構えで, 濱田さんという小太りの老夫婦が 2 人だけで経営している.
冬は「チゲ鍋」がおいしい. 大将の言によると,「チゲ」とは韓国語で「鍋」のことだそうだ. となれば,この料理の名前は「鍋鍋」ということになってしまう. 要するに,白菜の代わりにキムチが入った「キムチ鍋」である. まあ,このお店に入ったら「チゲナベイビー」と心の中で叫ぼう.
このお店の通はさらに「鳥餃子」と「牛筋」を注文する. 鳥餃子は餃子の皮の部分が手羽になったものである. 牛筋は牛の筋を甘辛く柔らかくなるまで煮たもので, 関東では珍しい.
大将の将来の夢は,ラーメン屋さんになることで, 時折,山の中に自分で建設したログハウスに篭もり, ラーメン作りの研究をしているという.