とにかく,決定ボタンをクリックしてみましょう. きれいな星形が登場しますよ.
その頂点数は,もちろん星形の角の個数に他なりません. この星形は,それぞれの頂点から時計回りに2つ数えていったところに辺をのばしていけば, 描くことができますね. その頂点をとばしていく数(この場合は2)がスキップの値です.
頂点数とスキップにいろいろな値を入力して, どんな形が現れるか,実験してみましょう.
実験をしていけば,わかることですが, 頂点数とスキップの値によっては,一筆書きができない星形が現れることがあります. その場合には,一筆書きできる星形がいくつか重なっているものになっています. その一筆書きできる星形を成分と呼ぶことにします. つまり,成分数はその重なっている成分の個数のことです.
では,成分数と頂点数,スキップの間にどんな関係があるのでしょうか?
例えば,次の数値で実験してみると, スキップと成分数が同じになりそうです. でも,そんなにあまくはないでしょう. 実際,12 - 5 - ? の場合には,成分数は 5 にはなりませんよ.
頂点数 | スキップ | 成分数 |
12 | 1 | 1 |
12 | 2 | 2 |
12 | 3 | 3 |
12 | 4 | 4 |
12 | 5 | ? |
12 | 6 | 6 |
頂点数とスキップから成分数を予想する方法を考えてください. ちなみに,その答えは小学生での知っている言葉で述べられます.