gm learning


平面格子

 縦と横の値を入力して,決定ボタンをクリックすると, 水平線と垂直線で作られた格子状のグラフが現れます. それをここでは平面格子と呼ぶことにしましょう.



 平面格子を表わす記号は特に決まってはいません. でも, Pn×Pm と表わされることが よくあります. はたして,この掛け算は何を意味しているのか 気になりますが, 今はそれには目をつぶっておきましょう.

 ただし,PnPm は 頂点数がそれぞれ nmです. その n と m はそれぞれ縦方向と横方向に並ぶ平面格子の頂点数です. 例えば,最初に現れる平面格子は P5×P5 と表わされることになりますね.


 掛け算の正確な意味は無視するとしても, 平面格子の中には PnPm が 見え隠れします. それをたよりに考えれば, 平面格子の辺数が求められますね.

 まず,垂直に立った Pnm 本あります. そのぞれぞれが持っている辺は n-1 本だから, 垂直な辺は全部で (n-1)m 本あることになります.

 一方,水平に横たわる Pmn 本あり, それぞれが m-1 本の辺を持っています. つまり,水平な辺の総数は (m-1)n です.

この2つの値を足せば,平面格子の辺数になりますね. その値は次のとおりです.

(n-1)m + (m-1)n = 2nm - n - m


「まとめ」に進む

「グラフいろいろ」に戻る

最初に戻る