下のアプレットには, 正多角形に対角線を追加して,三角形に分割したものが描かれています. 周の長さの値を変えて,決定ボタンをクリックすれば, いろいろな辺数の正多角形が現れますよ.
そこで,好きな対角線をクリックしてみてください. すると,その対角線がパタッと向きを変えます. この変形を対角変形と呼ぶことにしまししょう.
アプレットの下にあるステップ数は,それまでに行った対角変形の回数です. +が選択されていれば,対角変形をするたびに, ステップ数は増えていきますが, −が選択すれば,減っていきます. 目標の形を決めて,やっていい対角変形の回数に制限をつけて 変形を試みるときに,カウント・ダウンとして利用できますね.
例えば,その分割の仕方は何通りあるのでしょうか? その分割の仕方の総数は,カタラン数として有名です.
また,与えられた多角形の2つの三角形分割を, 一方をもう一方に変形するのに, 何回の対角変形を行えばよいかという問題もおもしろいですね.
さらに,正多角形にかぎらず,他の図形の三角形分割を考えるというのもいいですね.