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グラフの中のかたまり

 まず,下のアプレットの中で,グラフを描きましょう. ただし,適当に辺どうしが交差するように努めてください. それと,あまり辺を追加しないように.

 グラフができあがったところで, 連結成分のチェックボックスをチェックします. こうすると,頂点をクリックしても,辺の追加ができなくなります. その代わりに, 頂点や辺をクリックすると, それを含むある部分がマークされます.

 そのマークさらた部分をドラッグしてみると, その部分が他とは切り離された1つの塊になっていることがわかるでしょう. その塊のことを,グラフの連結成分と呼びます. その連結成分を移動して,残りの部分と分離してください.

もし,グラフの全体がマークされてしまったら, そのグラフは連結成分が1つだけというわけです. その場合には,グラフは連結であると言います.

 連結成分のチェックをはずして, 辺をダブルクリックして,削除していってください. いずれ連結成分が切り出せる状態になるでしょう. そのように,複数の連結成分に分離できるグラフは 非連結であると言います.



 では,このアプレットはどうやって連結成分の判定を行っているのでしょうか? 実は,その判定にはグラフの全域木の考え方が利用されています.
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