第三の理/補足○
日本数学会

 国内約 10,000 人の会員を抱え, 数学の研究や啓蒙を中心に活動する社団法人. 入会すると,会員名簿,雑誌「数学」, 学会欧文誌“Journal of the Mathematical Society of Japan”が送られてくる. 当然,会費を納める義務が発生する. 春( 4 月)と秋( 10 月)には各地の大学で総会が開かれ, 会員による研究発表が行われている. その他にも以下の 10 の分科会が独自の活動を行っているようだ.

 例えば, 私を初めとするグラフ理論の研究者たちは, 応用数学分科会で発表をすることになっている. しかし,「応用」は名前ばかりで, 発表される内容はやはり純粋数学である. 近年,グラフ理論のセッションだけで 1 日以上が費やされることが 多くなってきた. 直接グラフ理論を研究していない人たちも聴衆として参加しており, グラフ理論のセッションはいつも大盛況である.

 講演は会員に限定されているが, 講演を聞くだけなら,誰でも無料で参加できるので, 興味のある方は,春と秋の数学会に足を運んでみるとよいだろう.

 1998年現在の理事長は, 名古屋大学の浪川幸彦先生で, 本文の中に実名で登場していただいた.


negami@edhs.ynu.ac.jp [1998/5/1]